建築教育、住教育
お菓子の家づくりは楽しい(^^) そして、さまざまな学びにもつながると思っています。 たとえば以前お菓子の家づくりワークショップに参加してくださった方が教えてくださった本。図書館で借りてきました。 世界の様々な家を紹介していてその家に住んでいたらどうなるかが表現されています。 面白かったものを2つ紹介します。 アメリカのドッグ・トロット・ログハウス。 ベッドのある部屋(建物)と、キッチンやリビングのある部屋が大きな屋根の下でそれぞれ独立していて間が通路になっています。 なぜ分かれているのかと言うと、 建国初期の開拓者たちが農地を作るために切り倒した木を利用しており、5メートル以上のまっすぐで軽い丸太がなかなか手に入らなかったためだと言うのです。 なるほど。合理的。 もう一つ。スイスやオーストリアなどにあるシャレーと呼ばれる家。 雪深いところですが屋根の傾きをわざと緩やかにしています。 冬の間雪を乗せたままにすることで家の中の熱が外に逃げないようにしていると言うのです。 雪と屋根の関係については様々な形があって非常に興味深いです。 おうちを考えることでその土地の自然を考えることにもつながる。すごく面白いと思います。